2018.12.05
宍道湖しじみ資源量、大幅減!!
本日、新聞報道で秋季宍道湖シジミ資源量調査の報道がございました。
結果は…前年度の約半数未満となる3.2万トン!
今年を振り返ると春にしじみが浮いてきて今まで漁師になってから10年でこんなによく獲れた年は初めて!
というぐらいの豊漁でした。
しかし、先輩漁師の方々からは…
『平成18年の時とそっくりだ!』
『今年はしじみが大量死するかも?』
と聞いていましたので豊漁でもどこか不安な気持ちでいっぱいでした。
やはり漁民の勘は鋭い!!
夏になり7月半ば辺りから松江市の東部区域である北の砂浜の漁場ではしじみの大量死。
そこから8月には宍道湖一面でしじみの口開けや死貝が目立ち、やっと落ち着いたと思ったのも束の間、
9月半ばにまた北の浜で大量死が起こり、9月末には宍道湖の西部区域でも大量死。
結果、宍道湖全域で大量にしじみが死んでしまい、
特に宍道湖南岸ではしじみが採れなくなってしまいました。
稚貝が見当たらないのも非常に心配。。
来年は漁師さんにとっては厳しい1年になるかもしれません。