2016.08.31
しじみの見分け方は貝の艶!?
本日はしじみ漁は休漁日。宍道湖漁協の一員としてシジミ研究所の保護区のしじみ生息調査のお手伝いに出かけてまいりました。…が、宍道湖は大荒れ!!
とても船で出れる状況ではなかったので宍道湖から中海の間にある大橋川の保護区の調査を行ってきました。冬場などは大橋川で漁をされる漁師さんも大勢おられるので松江地区の漁師さんにとってはとても重要な冬場の漁場となります。しかし、ここ近年はしじみの生息の邪魔をするナメタレ、つなぎの大量発生のせいで漁をする漁師さんはほとんどおられません。
今年はここ近年の中ではナメタレもつなぎも非常に少なかったので、今日の調査では非常に良いしじみが元気に育っておりました。
午後からは研究所で働くスタッフの方々が保護区で生息しているしじみの大きさ、形などを測っている様子を見学しながら中村所長と様々なお話をさせていただきました。
しじみ屋HPの美味しいしじみの選び方でもご紹介しておりますが、良いしじみの見分け方はやはり貝の表面の『艶』を見るそうです。艶が出ているしじみは非常に健康で元気な証拠と言っておられました。
しじみも生き物で人間同様、ストレスを感じると元気がなくなり質が悪くなるようです。この艶がストレスを感じていない証拠のようです。非常に勉強になった貴重な時間でした。